あのレディー・ガガが徹子の部屋に出演したことが話題に。
度肝を抜く真っ黒いタマネギ型の服で登場してガガっぷりを見事に発揮した神回になった様子。
人気歌手のレディー・ガガが、11日(月)放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に初出演することが3日、わかった。日本のトーク番組に初挑戦となったガガは、まるで洋服が土台、頭が“芽”という黒柳徹子の“玉ねぎヘアー”を体いっぱいに表現したかのような全長2m超えの気合いの入った衣装で登場。さらにうず高く巻いた髪からキャンディを取り出し逆プレゼントするなど、終始徹子を圧倒した。
「どんなお召し物でいらっしゃるか楽しみにしていた」という黒柳は、その奇抜なファッションを「凧のよう」と表現。黒革のドレスは長方形の一枚革を前後張り合わせたようなユニークな形で、両手も中にすっぽり収まるデザインにガガは「体型がまったくわからないでしょ」と得意げに語る。親友という日本人デザイナーと一緒に作ったブーツのヒールは高さ約40センチ。来日時に緑色だった髪の毛はブロンドになり約50センチの高さに巻き上げられ、隣に立つ徹子は完全にガガを見上げていた。
トークでも徹子の驚きはとまらない。「あなたにプレゼントがあるの」と言ったガガは、髪の中からキャンディを取り出して徹子にプレゼント。徹子自身、子供などがゲストの際に自らの髪からキャンディなどを取り出して贈ることから、ガガの予想外の行動に「うそー! 可愛い!!」と大はしゃぎ。徹子からもガガに徹子バージョンのキティちゃんを贈ると、ガガも「カワイイ!!」を連発し、ぬいぐるみを抱きしめた。ほかにも和服姿の黒柳の足袋に興味を持ったり、スタジオに活けられた花がガガをイメージしたものだと知ると大感激の様子だった。
厳格な家庭で育ったというガガが、音楽や過激なファッションを次々と発表することに強い関心を抱いていたという徹子。ガガは「音楽もファッションも固定概念を覆すことを大事にしている」といい、「最初は笑われるだけだったけど、いまはみんなセクシーって言ってくれるの」と微笑んだ。また「ご両親は心配なさらない?」という徹子の問いかけには「時には。でも、家族の結びつきはとても強くて、つきつめれば父をハッピーにしたいという思いでやっている」と家族への思いを語った。
3rdアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』に収録されている同名曲は、ガガが母親から教えられたことをそのまま歌詞にしていると明かし、「母がいなければ今の私はいない。私が高校時代にいじめにあった時、私の中に特別な、私だけのものがあると教えてくれたのは母です」。徹子も小学校を中退させられたり女優をクビになったりと個性が認められず苦労した一人。「お母さまが最初に認めて下さったということは本当によかった」と労うなど、互いに本音を語り合える貴重なひと時となったようだ。
あの宇宙人っぽい黒柳を絶句させるレディー・ガガはやっぱり凄い人ですよね。トークのかみ合い方も絶妙で本当に面白い放送回になったようですね。