けっこう自分の方向性に迷走する長渕剛さんが作った問題の曲が今回の震災復興のためにNHKで歌われるらしい。
まだ周りに媚びない感じだった長渕剛の古き良き歌かも知れないが一般ウケするのかは謎。
シンガー・ソングライターの長渕剛(54)が、NHKに歌唱を止められた曲「お家へかえろう」を9月7日に緊急発売する。1990年の紅白歌合戦で過激な歌詞が問題となり、歌うことを断念。東日本大震災の復興に向けて永久支援を誓う長渕は、今こそ作品のメッセージを伝えたいと考え、同曲の新バージョンをNHK音楽番組「SONGS」で22年越しに披露。番組は今月6日に放送され、大反響を呼んでいた。
「お家へかえろう」は、90年に発表したアルバム「JEEP」の中の一曲。平和ボケした日本に不満をぶちまけた歌詞は、長渕の作品のなかでも特に過激だ。2004年の鹿児島・桜島オールナイトライブで歌詞の一部を変更して歌ったり、民放の音楽番組で披露したことはあったが、NHKでは一度もなかった。
きっかけとなったのは、ベルリンから中継で初出場した90年の紅白歌合戦。「ああ 国会議事堂へ行こう ああ しょんべんひっかけて」の部分が問題視され、歌えなかった。
21年たった今年、長渕はラジオの震災復興番組を立ち上げたり、被災者や自衛隊を慰問するなど立て続けに行動を起こしてきた。そんな長渕に共感したNHK「SONGS」は、“いわくつき”の同曲を番組内で歌うことを今度は快諾。長渕は歌詞の一部を次のように書き直した。
「ところで東京永田町はいつもの顔ぶれで まとまりのねえ、ケジメのねえ風が吹いている ぶれまくる日の丸と星条旗が仲良く揺れている 俺は憂鬱なまんま黒い雨にさらされてる」
一段と過激になったが、番組の放送直後からツイッターで「今だから必要な曲」「政治家に聴いていただきたい」などと書き込みが急増。また「NHKすごい」と同局をたたえる声まであった。
シングルは当初、復興支援のためのコーラス曲「TRY AGAIN for JAPAN」の1曲入りだったが、「お家へかえろう2011」のタイトルで、カップリング収録を決めた。「SONGS」でのライブバージョンが収められる。
永久支援を行動で示し続けている長渕。すべての収益は、被災した子供たちに寄付する。
国会議事堂にしょんべん、なんて歌詞はどうでもいいだろ。NHKで禁止になったのは包茎とかそう言う下品な単語だったんだろうと思う。この人を嫌いな人は多いだろうけど、被災地への支援をする事自体は素晴らしいことだと思う。売名行為がそこに無ければね・・。