毎度国民に涙と感動を提供しようとして、回を増すごとに白けさせている24時間テレビ。情報化社会になりやらせや偽善、高額なギャラや様々な団体との癒着などが表に出てきているこの番組。最近は長寿番組の打ち切りが相次いでいるのでこの番組もやめちゃっても良いと思う。
日本テレビ系「24時間テレビ34 愛は地球を救う 力~わたしは、たいせつなひとり。~」(8月20日・後6時半)でチャリティーマラソンランナーを務めるフリーアナの徳光和夫さん(70)がこのほど、練習を公開した。最長36キロを走れるまでになった徳さんは、巨人・原辰徳監督(52)から応援メッセージが届き元気100倍。「(ゴールの)日本武道館が見えたら自分で実況中継したい」と、自ら感動のフィナーレを演出するつもりだ。
「徳光和夫、涙が止まりません。感動のゴールです!」。今年の24時間テレビで、こんな“名実況”が生まれるかもしれない。
神奈川県内で行った合宿を公開した徳光さんが仰天プランをぶち上げた。「武道館が見えたら自分で中継したい。自分の履歴は全部言えますからね」とニヤリ。第1回から参加し、総合司会として数々の名シーンを伝えてきた番組の“顔”が、今度は自らの激走を自らの言葉で彩る。
実現には完走が最低条件だが、自信が芽生えつつある。4月に練習を開始した際には足の筋肉が足りず、速歩から取り組んだ。6月からジョギングに切り替え、今では1日置きに15キロ近く走っている。合宿中には過去最長となる36キロを完走した。74・6キロだった体重は6キロ落ちて68キロ台に。「予想以上に健康になっている。いい形で絞れてきた」と胸を張った。
70歳での挑戦は史上最高年齢。01年に心筋梗塞のため17日間、入院した経験があり、現在も体調管理には人一倍気を使っている。熱射病対策として給水は3分に1回。心拍数も120以上になると危険なため、110台をキープ。「抑えないといけないので、そんなに速くは走れない。時間内に到着できるか不安だが、必ず武道館に行きます」と言い切った。
「1月の、あの日に戻って、断りたい」と一句詠んで笑わせたが、その目はゴールしか見ていない。事前番組の企画で巨人・原辰徳監督から「撤退する勇気も必要。とにかく気楽に走ってください」と応援メッセージが届き、やる気も倍増。「チャリティーパーソナリティーの堀北真希さんが(大好物の)おはぎを持っててくれれば最高です」とフィナーレを思い描いていた。
確かに震災など困った方への募金を促す意味では良い番組だけど、中身がやっぱり営利体質で黒いウワサもテンコモリ。徳光和夫の嘘泣きのオンパレードかと思ったら自分が主役みたいになっちゃいましたからね。しかもあのマラソン・・・歩いても余裕で完走できる距離だからね・・・。