2011年4月12日火曜日

内田裕也が石巻でロックンロール

ロック歌手と言うよりも珍獣と認識されている事が多い内田裕也が宮城県の石巻市へ訪問。ほとんど彼が歌っているところを見たことはありませんが、今回ばかりはそのロックの雄姿?を現地で見せたという。



 ロック歌手・内田裕也(71)が6日、東日本大震災で被災した宮城・石巻市の神社「一皇子宮(いちおうじぐう)」で炊き出し&ライブを行った。

 裕也の目の前には津波により、お堂が根こそぎ約20メートル流され、鳥居のところで止まって傾いていた。「実際に見ていかに自然の力が強かったのかと感じた。あ然とした」。その場で焼き上げたピザとミネストローネを振る舞い、バナナとミカンを“ロック”にちなみそれぞれ690個持ってきた。ピザが焼き上がる時間を利用して即興のステージ。ジョン・レノンの名曲「Power to the People」などをハンドスピーカーでシャウトした。

 「石巻の石はロック、巻はロール。英語にするとロックンロールだ」とぶち上げたが、「それはこじつけ。行方不明者も多いし、亡くなった方も多い。まずはここだと思った」と本音を吐露。多くの人が命を落とした小学校に、ライブ前に出向き黙とうをささげた。

 会場に来る際に小学生の女の子に「頑張れよ」と激励したところ、その小学生の母親が津波で命を落としたことを知りショックを受けた。それでも行動あるのみ。「今までいろいろな場所でコンサートをやってきているが一生忘れられないステージになった。ロックは言葉よりアクションだ。必ず立派に再興できる。ジャパニーズとして信じている」。裕也はロック魂で復興を信じている。




なんだかとにかくデタラメなパワーを秘めたジジイですよね。石と巻きでロックンロールなんて思いつくのもきっとこの人だけです。
政見放送の伝説のpower to the peopleをまた聞きたいですね。