真っ黒暴力団の島田紳助が司会を務めていた代表番組ヘキサゴンがついに打ち切りになる。代役を入れながらなんとかやっていたけど、紳助がいないと何も出来ない烏合の衆もついに解散になる。
暴力団関係者との親密交際を理由に芸能界を引退した島田紳助さん(55)が司会を務めていたフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜、後7・00)が今月いっぱいで終了することが13日、分かった。28日放送の「‐卒業式 超クイズパレード!2時間スペシャル」が最終回となる。紳助さんの引退後、代役司会で放送を続けていたが、「紳助さん抜きでは限界がある」(関係者)と判断し、8年半の歴史に幕を閉じることになった。
紳助さんが引退会見で「芸能界での思い出」として名前を挙げるほど、思い入れの強かった番組が、紆余(うよ)曲折の末に姿を消すことになった。
突如、名物司会者を失ったヘキサゴンは、後任を探せず、2週間休止。今月7日と14日放送分は、FUJIWARA・藤本敏史(40)や上地雄輔(32)らヘキサゴンファミリーから代役司会を立てることで、しのいだ。
視聴率は、紳助さんが出演したラスト3週平均が11・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったのに対し、7日は10・9%(同)。ほぼ横ばいの数字とはいえ、“紳助カラー”が強かっただけに、番組関係者は「紳助さん抜きでは限界があり、成立しない部分もある」として、続行不可能の結論を下した。
最終回となる28日の放送は「卒業式」と銘打った2時間スペシャルで、FUJIWARA、上地、つるの剛士(36)、木下優樹菜(23)らヘキサゴンファミリーが勢ぞろいする。司会はコーナーごとに、ルーレットで決めるという。
ヘキサゴンはもともと、02年7月に深夜帯で前身番組がスタート。03年4月には紳助さんが司会となり「クイズ!ヘキサゴン」としてゴールデンに進出した。05年10月から「‐2」にリニューアルすると、出演者がクイズの珍回答を連発し、“おバカブーム”を巻き起こした。派生ユニット「羞恥心」と「Pabo」は、08年にNHK紅白歌合戦に出場。一時代を築いた人気バラエティー番組だったが、司会者の電撃引退により不本意な形での幕引きとなった。
後番組については、現在協議中。10月は改編期特番、11月はバレーボールW杯中継、12月は年末特番を放送することで対応し、新番組の登場は年明けになる見込み。紳助さんの引退で激震が走ったテレビ業界だが、完全決着は越年となりそうだ。
もうグダグダ続けていても意味がない、島田紳助がいたころから嫌いだった、などなど打ち切りを望む国民の声はもの凄く多かった番組。番組もろとも放送局まで潰れてしまえという世論も大きくなっていますね。