薬物によって身を滅ぼしたJAYWALKのボーカル中村さんに変わって、新たなメンバーが加わったというニュース。
世間はバンド名に固執し過ぎじゃないのか?なぜ一発屋がここまで大騒ぎする?と辛らつな言葉を投げかける。
ロックバンド・JAYWALKが、今年3月10日付でバンドを脱退した中村耕一(60)に代わる新ボーカリスト・馬渕英将(31)と女性ドラマー・青木桃子(22)を迎え、7人組バンドとして活動することが26日、わかった。“新生JAYWALK”のお披露目ライブは、きょう27日に東京・渋谷DUOで行われる。昨年3月、中村の薬物事件発覚で30周年記念ツアーがキャンセルとなったため、JAYWALKとしてのライブは約2年ぶりとなる。
結成31年目のバンドが、新フロントマンを迎えて再スタートを切る。
JAYWALKが結成された1980年に生まれた馬渕は、米国人の父を持つハーフで183cmの長身。横浜市立大学在学中からビートルズバンド、SILVER BEATSのメンバー(ジョン・レノン担当)として年間1500回近くのステージをこなしてきた。リーダーの知久光康(G)は「初めて会った瞬間、“こいつだ”」と確信したといい、転換期を迎えたバンドのキーパーソンとして大きな期待を寄せる。
一方の青木は、小学4年からメンバーの田切純一(Dr)に師事。日本ジャズ界の名ドラマーであり、音楽プロデューサーの猪俣猛氏が主宰するRCCドラム教室を経て、2010年からJAYWALKのサポートドラムとして活動。今回正式メンバーとなり、田切とツインドラム編成を組む。
紆余曲折を経てバンドの立て直しを図った知久は「JAYWALKが生まれた年に生まれた男・馬渕と20代の青木、浅川昌輝(G)、そして50代の僕たちが同居する家族のようなバンドが生み出すサウンドで、幅広い世代の方々に恋や人生に向かっていく音楽を楽しんでいただけると思います」と抱負を語った。
これまでのJAYWALKとして最後のレコーディングとなった、2枚組ニュー&ベストアルバム『「WE ARE」+「FINAL BEST」』は6月1日より一般発売開始。
確かに代表曲が何も言えなくて・・・夏しか思い浮かばない彼らにとって再出発はかなり困難な道と言えましょう。ましてやバンドの顔である中村が脱退している状況。大所帯になってギャラの配分と大変になっていく状況で若いメンバーがどれだけ食っていけるかが見物です。