人気コミックスの映画化、藤原竜也主演のカイジの新作映画が完成しヒット祈願のイベントが開かれたが、警察沙汰になってしまったという。最近は、とにかく漫画の映画化が多すぎて世界観を壊す!と批判を受けることが多いけど・・・。
俳優・藤原竜也(29)が26日、大阪市浪速区の通天閣屋上で、主演映画「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(11月5日公開)のヒット祈願イベントに登場し、パチンコ攻略を描いた作品にちなんで銀色に塗られた落花生で豆まきヒット祈願を行ったところ、地上にいた付近住民が110番通報し、パトカーが出動する大騒ぎとなった。最近、通天閣近隣のマンションから電池などが投げられる“事件”がたびたびあったことから、住民が「また危険物か」と早合点。事無きを得、駆けつけた署員は「オチがつきました」と引き揚げた。
“ヒットの福の神”を招こうと放った銀の豆が思わぬ騒動を呼んだ。
藤原はこの日、「初めてきた」という通天閣で午前11時55分ごろ、高さ約100メートルの通天閣屋上から、“銀玉まき”を開始。約10分間の豆まきを笑顔で終え、通天閣を後にした。ところが、投げた本人も知らぬところで大騒ぎとなった。
通天閣前で呼び込みをしていた串カツ店勤務の男性(27)が「銀色の落花生が上空から降ってきた」と110番通報。大阪府警浪速警察署の署員が駆けつけた。
男性によると、以前から10回以上、通天閣近隣のマンションから乾電池などゴミが投げられる行為があり、今回もマンションからの投棄と早合点。「銀色だったので、また電池が投げられたのかと危険に思った」と通報した理由を話した。電話をしたのは午後0時2分だった。
駆けつけた署員は男性から事情を聴き、マンション周辺を捜査。落下した銀の落花生を証拠品として袋に詰め、さらにマンション内も調べた。しかし、落花生が映画のイベントでまかれたことを知って事件性がないことを確認すると、「オチがつきましたわ」「解決!!」と足早に現場から引き揚げた。
通天閣では年に1度、毎年2月1日に豆まきイベントを実施しており、今年はアイドルグループ、NMB48のメンバーが参加。これまでに、豆が原因で通報などの騒動に発展したことはないという。
浪速署は「ライブなどでは事前相談も必要になるかと思いますが、公道を使わない敷地内であれば問題ありません」と今回のイベントに問題はないとの見解を示した。イベントを企画した配給の東宝は「大ヒット祈願のつもりでやったのですが、勘違いして騒がしてしまったとしたら申し訳ありません」と騒動に発展したことを謝罪した。
原作の漫画「カイジ」で、ざわつきを示す擬音語「ざわ…ざわ…」のように騒然となった“銀玉落下事件”。映画そのものも、大フィーバーとなるはずだ。
結局は近隣住人の勘違いで通報をしてしまったと言うことだが、高い場所から物をばらまくという行為が周知されていなかったことも問題だろう。藤原竜也ってカイジ!って感じじゃないんだよね。だけどまぁ・・・もっとダメ男っぽいイメージがある。彼だとライアーゲームの天才詐欺師系に見える。福本の描くキャラクターにそっくりって俳優だと超ブサメンになっちゃいますけど・・・。